2024年の来日外国人による総検挙件数は21,794件で、前年比+20.5%と大幅に増加した。 Nghuen-law2015年の14,267件と比較すると約1.5倍に増加している。 Tsukuba-bouhan
令和6年中の来日外国人による刑法犯の検挙状況をみると、ベトナム人やカンボジア人による窃盗犯等の増加に伴い、検挙件数・検挙人員共に増加した。また、特別法犯の検挙状況についても、フィリピン人やタイ人による薬物事犯等の増加に伴い、検挙件数・検挙人員共に増加した。 National Police Agency
国籍別検挙状況ランキング
令和6年中の来日外国人犯罪の検挙状況を国籍・地域別にみると、特にベトナム及び中国の2か国で、検挙件数全体の約6割を、検挙人員全体の約半数を占めている。 National Police Agency
中でもベトナム人による検挙が全体の4割超を占め、技能実習・特定技能・留学生の在留者が関与するケースが多く報告されている。特に窃盗(万引き・侵入窃盗)が中心であり、入管法違反や偽造在留カードの所持も多数見られる。 Nghuen-law
警察庁組織犯罪対策部が発表した令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢によると、2024年の国籍等別の総検挙件数・人員ともにベトナムが最多となっている。 Vetjo
在留外国人の国籍別構成比(参考)
令和6年6月末現在、入管法上の在留資格をもって日本に在留する外国人のうち、永住者等を除いた者(約312万人)の国籍・地域別の割合は以下のとおりである。中国22.7%、ベトナム18.6%、フィリピン6.6%、ネパール6.4%、インドネシア5.8%、韓国5.8%、台湾5.4%、米国4.5%、ミャンマー3.5%、ブラジル3.0%、その他17.9%。 National Police Agency
重要犯罪・重要窃盗犯の状況
2024年1月から11月までの来日外国人による重要犯罪検挙人員は前年同期から68人増加して450人となった。来日外国人による重要窃盗犯検挙人員は前年同期から78人増加して353人で、前年同期比は+28.4%であった。 Am-consulting
地理圏別の検挙人員を確認すると、重要犯罪の最多はアジア州の338人(前年同期比+14.2%)で、重要犯罪総数に占める構成比は75%である。重要窃盗犯の最多もアジア州の291人(前年同期比+29.9%)で、重要窃盗犯総数に占める構成比は82%となっている。 Am-consulting
来日外国人犯罪の種類別統計を見ると最も多いのは侵入盗である。また、性犯罪に関しても多く検挙されており、2024年には不同意性交等と不同意わいせつがそれぞれ100件を超えている。 Tsukuba-bouhan
犯罪増加の背景
ベトナム人の検挙件数が多い要因として、外国人技能実習生を辞めて犯罪に手を染めていることが指摘されている。技能実習生制度のもとでの過酷な労働環境や低賃金が原因とされ、窃盗や暴力事件などの犯罪に手を染めるケースが報告されている。 Tsukuba-bouhan
注意点
これらの国籍別検挙件数を見る際には、各国籍別の新規入国者数・在留者数に違いがあることに留意する必要がある。外国人の犯罪率でなく検挙数自体が増加しているかどうか、その背景にある社会的要因を理解することが重要である。労働環境の改善や多文化共生の推進が犯罪抑止につながることが期待されており、偏見を持たずにデータに基づいた理解を深めることが求められる。 Tsukuba-bouhan


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