2024年の来日外国人による総検挙件数は21,794件(前年比+20.5%)であった。 Nghuen-law
令和6年中の来日外国人犯罪の検挙状況を国籍・地域別にみると、特にベトナム及び中国の2か国で、検挙件数全体の約6割を、検挙人員全体の約半数を占めている。 National Police Agency
国籍別検挙状況ランキング(刑法犯・特別法犯合計)
2024年の国籍等別の総検挙件数・人員ともにベトナムが最多となっている。 Vetjo
順位国籍備考1位ベトナム検挙件数・人員ともに最多、全体の4割超2位中国ベトナムと合わせて約6割を占める3位以下フィリピン、ブラジル、韓国など—
中でもベトナム人による検挙が全体の4割超を占め、技能実習・特定技能・留学生の在留者が関与するケースが多く報告されている。 Nghuen-law
重要犯罪・重要窃盗犯 国籍別ランキング(2024年1〜11月)
国籍別の検挙人員を確認すると、重要犯罪の最多は中国の81人(構成比18%)、次いでベトナムの69人(構成比15%)であった。重要窃盗犯の最多はベトナムの163人(構成比46%)で、半数近くがベトナム国籍者による犯罪である。次いで中国の37人(構成比10%)となっている。 Am-consulting
重要犯罪(殺人、強盗、放火、不同意性交等、略取誘拐・人身売買、不同意わいせつ)
順位国籍検挙人員構成比1位中国81人18%2位ベトナム69人15%
重要窃盗犯(侵入盗、自動車盗、すり、ひったくり)
順位国籍検挙人員構成比1位ベトナム163人46%2位中国37人10%
罪種別の国籍別傾向(参考:令和5年データ)
令和5年における来日外国人による窃盗の検挙件数を国籍別に見ると、ベトナムが3,130件(検挙人員836人)と最も多く、次いで中国1,039件(同571人)、ブラジル229件(同122人)、フィリピン203件(同148人)の順であった。傷害・暴行は、中国が294件(同329人)と最も多く、次いでベトナム166件(同181人)、ブラジル113件(同113人)、フィリピン100件(同116人)の順であった。 Ministry of Justice Japan
在留外国人の国籍別構成比(参考)
令和6年6月末現在、入管法上の在留資格をもって日本に在留する外国人(永住者等を除く約312万人)の国籍・地域別割合は、中国22.7%、ベトナム18.6%、フィリピン6.6%、ネパール6.4%、インドネシア5.8%、韓国5.8%、台湾5.4%、米国4.5%、ミャンマー3.5%、ブラジル3.0%となっている。 National Police Agency
留意事項
これら国籍別の検挙件数等を見るに当たっては、各国籍別の新規入国者数・在留者数に違いがあることに留意する必要がある。 Ministry of Justice Japan
重要なのは、外国人の犯罪率でなく検挙数自体が増加しているかどうか、その背景にある社会的要因を理解することである。労働環境の改善や多文化共生の推進が、犯罪抑止につながることが期待されている。偏見を持たずに、データに基づいた理解を深めることが求められる。


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