アリアナ・グランデが親日な理由——ひらがな学習と「七輪」タトゥーの真相

「7 rings」のMVに散りばめられた日本語、自分のノートに書いたひらがな、そして話題になった「七輪」のタトゥー——アリアナ・グランデと日本の関わりは、ニュースになるたびに「なんでこんなに日本が好きなの?」と気になる人を増やしてきました。来日して好きになったというより、日本語そのものに惹かれて自分から学びにいったのがアリアナの特徴です。この記事は噂や「日本スゴイ」式の感想ではなく、本人のSNS発言や報道という公開情報だけを手がかりに、アリアナがなぜ親日と言われるのかを整理します。ファンの人も、騒動のニュースで初めて名前を知った人も読めます。

目次

アリアナ・グランデと日本の関わりを事実で整理する

アリアナ・グランデ(1993年生まれ・アメリカの歌手)の日本好きは、一度きりの話題ではありません。報道とアリアナ本人のSNSで確認できる主な出来事を時系列で並べると、関わり方の特徴が見えてきます。

  • 2015年1月:自分のひらがな練習ノートの写真をInstagramに投稿。日本の学習を始めたことが日本のファンやメディアの間で話題になった(SoraNews24)。
  • 2015年:スマートフォンに日本語キーボードを入れ、SNSに「I miss Japan(日本が恋しい)」と書き込むなど、日本への愛着を繰り返し発信(SoraNews24)。
  • 2019年1月18日:シングル「7 rings」を発表。MVに日本語表記を多用し、品川ナンバーの車や箸が登場(FRONTROW)。
  • 2019年1月:曲名にちなんだ漢字のタトゥーを入れたが、表記が「七輪」になっていたことが話題に(クランクイン/朝日新聞GLOBE+)。

並べてみると、アリアナの日本との接点は来日観光の思い出ではなく、日本語の学習と楽曲表現に集中しています。観光名所を巡るより、言葉そのものを自分の手で書いて覚えにいった点が、ほかの「親日セレブ」とは少し違うところです。

なぜ親日なのか①——ひらがなを自分で書いて学んだ日本語愛

アリアナ・グランデの親日ぶりの根っこにあるのは、日本語そのものへの強い関心です。2015年1月、アリアナは自分のひらがな練習ノートの写真をInstagramに公開しました。タレントが「日本が好き」と口で言うことは珍しくありませんが、自分でノートに文字を書いて勉強する段階まで踏み込む例はそう多くありません。

公式情報:SoraNews24によると、アリアナはスマートフォンに日本語入力用のキーボードを追加し、SNSでも日本語に触れていたと報じられています。日本のファンからは「ひらがなを勉強しているのが可愛い」「子どもみたいな字がたまらない」といった声が寄せられたと伝えられています。

本人の発言:同メディアによれば、アリアナはSNSで「I miss Japan(日本が恋しい)」「近いうちにまた日本に戻りたい」という趣旨の言葉を残しています。義務でなく、自分の楽しみとして日本語に向き合っていた様子がうかがえます。

見落とされがちなのは、アリアナの日本好きが「来日して気に入った」順番ではなく、言葉から入って文化全体に広がっていったように見える点です。ひらがなという入り口から始まったからこそ、後の「7 rings」での日本語表現につながったのかな、と公開情報からは読み解けます。あくまで一つの解釈ですが、学びの順番が逆だった人だと位置づけると、アリアナの行動がすっきり理解できます。

なぜ親日なのか②——「7 rings」MVに込めた日本語と好きな日本のもの

日本語学習で芽生えた関心は、アリアナ・グランデの代表曲のひとつ「7 rings」で作品に結実しました。2019年1月18日に発表されたこの曲は、アリアナが親友6人とおそろいの指輪を贈り合ったエピソードが元になっています。

「7 rings」のMVは日本語づくしだった

公式情報:FRONTROWによると、「7 rings」のMVは品川ナンバーの車から始まり、「七つの指輪」「七つのリング」といった日本語表記や箸を使う場面が随所に登場します。リリース告知でもアリアナは曲名を和訳した「七つの指輪」や公開日を示す「金曜日」といった日本語を使っていました。海外アーティストのMVで、ここまで日本語を前面に出した例は目立ちます。

枝豆・豆腐・きゃりーぱみゅぱみゅが好きと公言

公式情報:Team JapaneseやSoraNews24によると、アリアナは日本のテレビなどで枝豆や豆腐が好きだと語り、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが好きだとも公言しています。観光のお決まりではなく、食卓に並ぶ素朴な日本食や日本のポップカルチャーに名前を挙げているのが、アリアナらしいところです。

食の好みからMVの作り込みまで一本の線でつながっているのを見ると、アリアナの日本好きは一過性のブームではなく、生活と作品の両方ににじみ出ているのだと感じます。枝豆や豆腐という地味な答えこそ、背伸びでない素の関心の表れなのかもしれません。

「七輪」タトゥー騒動の真相を整理する

アリアナ・グランデと日本の話題で最も広く知られているのが、2019年1月の「七輪」タトゥー騒動です。誤解も多いので、確認できる事実と噂を分けて整理します。

公式情報:クランクインや朝日新聞GLOBE+によると、アリアナは「7 rings」にちなみ「七つの指輪」を意味するつもりで漢字のタトゥーを入れましたが、彫られた文字は「七輪」——日本で炭火焼きに使う調理器具の名前でした。これに対しアリアナは、日本語の先生の助けを借りて「指」と♡(ハート)の絵文字を追加し、意味を補う修正をしたと報じられています。

ファンの声:grapee.jpによると、その後の「文化の盗用だ」という批判は日本人以外からのものが大半で、日本のファンの多くはアリアナの行動を支持していたと伝えられています。販売グッズに誤った日本語が使われていたわけではなく、タトゥーは曲名に基づくものでした。

この騒動でアリアナは落胆し、Twitterで日本語の学習やグッズ販売をやめる趣旨の発言をしたと報じられています(grapee.jp)。報道によれば、その際アリアナは「アプロプリエーション(盗用)」と「アプリシエーション(理解・評価)」は違う、という趣旨の言葉も残しました。なお、その後アリアナが日本語学習を完全にやめたのか再開したのかについては、公式な確定情報は確認できません。後年に再び日本語を学びたいと語ったとする報道もありますが、ここでは断定を避けます。

独自の視点——アリアナの親日は「言葉から入った」のが本質

ここからは公開情報をふまえた一つの解釈です。多くの海外セレブの親日は「来日して街や食事を気に入った」体験型から始まります。一方アリアナ・グランデは、2015年のひらがなノートに象徴されるように、言葉そのものに惹かれて自分から学びにいったのが出発点でした。だからこそ「7 rings」で日本語を作品に組み込み、結果として「七輪」のような細部の取り違えも起きた——表現にまで踏み込んだ親日だったから生まれた騒動だった、とも読み解けます。あくまで公開情報からの一つの見方ですが、アリアナの日本好きを「観光客の好印象」と同じ枠で語ると、本質を取りこぼしてしまう気がします。

アリアナ・グランデと日本の関わりまとめ

  • 2015年1月、自分のひらがな練習ノートをInstagramに投稿し、スマホに日本語キーボードを入れて学習。
  • 枝豆・豆腐が好きで、きゃりーぱみゅぱみゅが好きだと公言(観光名所でなく素朴な日本に関心)。
  • 2019年1月の「7 rings」MVは日本語づくし——品川ナンバーの車・箸・「七つの指輪」表記。
  • 「七輪」タトゥーは曲名の取り違えで、日本語の先生の助けを借りて「指」と♡を追加修正。
  • その後の学習継続については公式な確定情報はなく、ここでは断定しない。

※本記事はSoraNews24/FRONTROW/Team Japanese/クランクイン/朝日新聞GLOBE+/grapee.jp などの公開情報・報道をもとに整理しました。発言は報道範囲の要約で、確認できない事柄は「公式な確定情報なし」と明記しています。

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